お金とこれからの生き方を考える、『お金のEXPO2019』を開催しました。
こんにちは。マネーフォワード広報担当の石田です。
2019年11月17日(日)に、品川プリンスホテル新高輪 国際館パミールにて開催された『お金のEXPO2019』に参加してきました。
『お金のEXPO』は、「家計改善」や「お金を賢く増やせる方法」など、一日かけてお金について学べるイベントで、今年で5回目の開催でした。
今年は1700名を超える多くのお客さまが訪れ、会場はとても盛り上がっていました。
イベント当日の様子を、写真とともにお伝えします。
今年は、お子さま連れの方も参加しやすいよう、託児所スペースを設置。
はじめての試みでしたが、講演を聴いている間、お子さまを預けることができるため、集中して講演を聴いたりブースを回ることができると、お客さまからとても好評でした。
朝の基調講演は、元プロ陸上選手 為末大氏と、ボストン コンサルティング グループ シニア・アドバイザー 御立尚資氏による、「デジタル時代のお金との付き合い方」をテーマにした対談でした。
(左:御立尚資氏、右:為末大氏)
御立氏:「1900年のニューヨークは馬車が走っていたが、1913年には自動車が走るようになりました。13年かけて、馬車道を作る仕事や、馬糞を処理する仕事が消えていったんです。それと同じく日本でも、今後デジタル社会が進みにつれて、今ある仕事がどんどん減少するということが起こり得ると思います。」
為末氏:「まずは、自分が思う「こういう社会がいい」というものに対して、自分が何ができるかを考えることをお薦めします。僕は、”人の人生が変わる瞬間を最大化したい”という想いで、プロスポーツ選手のセカンドキャリア支援を行っています。
何かあった時に困らないためのお金はもちろん、仕事も”自分の好きなこととリンクさせていく”という「備え」をしておくことが重要です。」
お二人の対談は、新しい視点で興味深いお話ばかりでした。デジタル社会が進む今後に向けて、お金や仕事における「備え」の重要さを学びました。
続いて、昨年も開催された「ファンドピッチコンテスト」。各ファンドの運用担当者たちが、日々どのような想いで運用しているのかを伝え、オーディエンスの皆さまが「家族にすすめたいと思うファンド」に投票するというコンテストです。
今年は、三菱UFJ国際投信(次世代米国代表株ファンド)が優勝!
ファンドマネージャーの安井さんは、米国のマーケットを、なんと毎日3、4時に起きて見ているそうです。
(左から3番目:三菱UFJ国際投信 安井陽一郎氏)
ファンドと聞くと難しいイメージが浮かびますが、運用する人の人柄を知ったり、どういった想いで運用しているのかを聞くことで、より安心して商品を選ぶことができると感じました。
マネーフォワード ブースでは、弊社社員が『マネーフォワード ME』の使い方に関する疑問にお答えしたり、新サービス(β版)の紹介を行いました。
また、ミニステージでは、お得な情報に敏感な弊社社員(横田・黒沢)が登壇し、「QRコード決済の使い分け」や「貯めたポイントの活用術」などをお話しさせていただきました。
(左:黒沢、右:横田)
「利用するお店、決済手段、時期の3つによって、還元率は異なる」
「Twitterで、最新のお得情報を発信している人から情報収集することがおすすめ」
(実際にTwitter上で、買い物をする時に参考になる還元率の比較表を発信している方がいらっしゃるようで、講演で紹介させていただきました。)
講演は、立ち見のお客さまもいらっしゃるほど大盛況でした。
そして、夕方の基調講演は、環境大臣 兼 内閣府特命担当大臣(原子力防災)の小泉進次郎氏と、弊社代表 辻による対談。メイン会場は多くのお客さまで満員近い状態でした。
小泉氏:「海洋プラスティックごみが原因で、多くの生物が死んでいます。日本の水道水は綺麗なので、マイボトルを持ち歩いて水道水を飲むようにしましょう。」
「生きる上で、未来に対する前向きな一歩に、自分が少しでも関わっているという想いを持てると、お金の使い方が変わるのではないかと思います。」
小泉さんの言葉はどれも力強く、現在の環境問題や、環境省で取り組まれている改革についても知る機会になりました。
『お金のEXPO』は今回で5回目の開催となりました。今年も運営会社のプレジール社に準備から当日運営まで多大なサポートをしていただき、素晴らしいイベントを作ることができました。本当にありがとうございました!
弊社は今後も、ユーザーの皆さまのお金の課題を解決すべく、楽しくお金のことを学べるイベントを開催してまいります。