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Fintech研究所

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マネーフォワードCoPA(Chief of Public Affairs)の瀧と、パブリック・アフェアーズを担当するメンバーが、Fintechに関する情報や政策動向等について発信… もっと読む
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#マネーフォワード

財務官僚からPdMへ。プロダクトづくりに携わって、はじめて見えた世界

官公庁や公的機関の出身者が、政策提言領域だけでなく事業の現場でも活躍しているマネーフォワード。今回は、官僚の世界からベンチャー企業に転職して、はじめて「プロダクトづくり」を経験したというパブリック・アフェーズ室の澤田に、入社の経緯や現在の仕事内容、キャリア観の変化について話を聞いてみました。 成功は自分次第。キャリアと育児の両立を目指し、転職へ 瀧:澤田さんは、もうすぐマネーフォワードに入社して2年になりますね。澤田さんの採用を始めた頃は、2021年まで当社執行役員として

良いお年をお迎えください(2023)

本年も大変お世話になりました。 皆様どうぞ休めるときに休んでいただき、社会が変化する時代の心身をどうか労わっていただければと思います。 パブリック・アフェアーズ室は6名体制となり、今年は子育て政策や金融教育イベントなど、従来からの政策提言やサステナビリティ向けに加えて、活動の幅が増えました。個人的にも研究所設立(2015年)以来はじめてくらいの、業務の移譲を進めることができており、優秀なチームの面々に感謝することしきりです。 二つの標準化 一年を振り返ると、今年は代表

Fintech研究所活動レポート(2023年11月編)

この連載では、Fintech研究所メンバーの活動の中からメディアに掲載されたもの、動画や音声配信されたもの、その他みなさんにぜひ共有したい活動について、まとめて掲載します。ぜひ1カ月を振り返るタイミングで、あわせてご覧ください!! 日経クロステック「瀧俊雄のFinTech最前線」Podcast『World Fintech News』

「インパクト投資」のいま(後編)

「マネーフォワード Fintech研究所 瀧の対談シリーズ」の第13回をお届けします。前編・中編では、田淵さんがインパクト投資に興味を持ち、ゼブラ アンド カンパニーを立ち上げるまでの経緯と、昨今のサステナビリティブームに関する意見を伺ってきました。後編では、日本におけるインパクト投資の課題や期待感をお聞きします。 日本におけるインパクト投資瀧:インパクト投資に限らずだと思うのですが、「日本には多様な投資家が少ない」という意見もあります。一番極端な例ですが、アメリカでは大学

「インパクト投資」のいま(中編)

「マネーフォワード Fintech研究所 瀧の対談シリーズ」の第13回をお届けします。前編では、田淵さんのこれまでや、インパクト投資に興味を持たれた経緯について伺いました。中編ではZebras Uniteとの出会いから、ゼブラ アンド カンパニーの立ち上げについて、伺っていきます。 Zebras Uniteとの出会い田淵:ベンチャーキャピタルで起きうる、投資家側と起業家側の成長ビジョンの不一致という課題をどうにかできないかと思っていた頃、イギリスのオックスフォードでスコール

着実に進化する各国のオープンバンキング制度

 銀行とFintech企業が協調できるエコシステム形成などを目的として、オープンバンキングの制度が2010年代後半から各国に導入され、一定の期間が経過しました。  日本では2018年の改正銀行法の施行により、電子決済等代行業という新たな登録業種が設けられ、同業による銀行情報へのアクセスをつうじて、家計簿や会計等のサービスが提供されてきています(マネーフォワード社も電子決済等代行業の登録を行っています)。  近年、海外でもオープンバンキング関連の動きの活発化が見られますので、そ

『Winny』を映画にした理由(後編)

「Fintech研究所 瀧の対談シリーズ」第12回目の後編をお届けします(前編はこちら)。 映画『Winny』(2023年3月10日公開)の企画を手掛けた、マネーフォワード執行役員の古橋さんをゲストにお迎えし、Winnyを映画のテーマに選んだ背景や想いについてお話を伺います。後編では、SaaS比較サイト『BOXIL SaaS』をはじめ複数の事業を手掛けてきた古橋さんからみる映画制作とスタートアップの共通点やこれからの日本映画にかける想いについて伺った内容をお届けします。

『Winny』を映画にした理由(前編)

「Fintech研究所 瀧の対談シリーズ」第12回目をお届けします。 今回は映画『Winny』(2023年3月10日公開)の企画を手掛けた、マネーフォワード執行役員の古橋さんをゲストにお迎えし、Winnyを映画のテーマに選んだ背景や想いについてお話していただきました。前編の今回は、映画『Winny』を制作することになった背景と、そもそもなぜ古橋さんが映画を作っているのかについて伺った内容をお届けします。 (『マネーフォワードFintech研究所ブログ』は、今回の対談記事か