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Fintech研究所

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マネーフォワードCoPA(Chief of Public Affairs)の瀧と、パブリック・アフェアーズを担当するメンバーが、Fintechに関する情報や政策動向等について発信… もっと読む
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記事一覧

財務官僚からPdMへ。プロダクトづくりに携わって、はじめて見えた世界

官公庁や公的機関の出身者が、政策提言領域だけでなく事業の現場でも活躍しているマネーフォワード。今回は、官僚の世界からベンチャー企業に転職して、はじめて「プロダクトづくり」を経験したというパブリック・アフェーズ室の澤田に、入社の経緯や現在の仕事内容、キャリア観の変化について話を聞いてみました。 成功は自分次第。キャリアと育児の両立を目指し、転職へ 瀧:澤田さんは、もうすぐマネーフォワードに入社して2年になりますね。澤田さんの採用を始めた頃は、2021年まで当社執行役員として

Fintech研究所活動レポート(2024年1月編)

この連載では、Fintech研究所メンバーの活動の中からメディアに掲載されたもの、動画や音声配信されたもの、その他みなさんにぜひ共有したい活動について、まとめて掲載します。ぜひ1カ月を振り返るタイミングで、あわせてご覧ください!! 日経クロステック「瀧俊雄のFinTech最前線」ZUU Online「上場企業ESGのリアル」Podcast「World Fintech News」

Fintech研究所活動レポート(2023年12月編

この連載では、Fintech研究所メンバーの活動の中からメディアに掲載されたもの、動画や音声配信されたもの、その他みなさんにぜひ共有したい活動について、まとめて掲載します。ぜひ1カ月を振り返るタイミングで、あわせてご覧ください!! 日経産業新聞日経クロステック「瀧俊雄のFinTech最前線」Podcast『World Fintech News』

良いお年をお迎えください(2023)

本年も大変お世話になりました。 皆様どうぞ休めるときに休んでいただき、社会が変化する時代の心身をどうか労わっていただければと思います。 パブリック・アフェアーズ室は6名体制となり、今年は子育て政策や金融教育イベントなど、従来からの政策提言やサステナビリティ向けに加えて、活動の幅が増えました。個人的にも研究所設立(2015年)以来はじめてくらいの、業務の移譲を進めることができており、優秀なチームの面々に感謝することしきりです。 二つの標準化 一年を振り返ると、今年は代表

Fintech研究所活動レポート(2023年11月編)

この連載では、Fintech研究所メンバーの活動の中からメディアに掲載されたもの、動画や音声配信されたもの、その他みなさんにぜひ共有したい活動について、まとめて掲載します。ぜひ1カ月を振り返るタイミングで、あわせてご覧ください!! 日経クロステック「瀧俊雄のFinTech最前線」Podcast『World Fintech News』

欧州が「PSD3」で目指すオープンファイナンス戦略

 欧州委員会は2023年6月28日、EU加盟国の決済サービス・事業者を規制する法的枠組み「決済サービス指令」の第3版(PSD3=Payment Service Directive3)案を公表した。欧州の決済サービス関連法令には、フィンテック企業を含めたエコシステム形成を目指したPSD2(Payment Services Directive2)が存在していたが、PSD3はこれをさらに強化するものとなっている。  本稿では、PSD3の概況について、エコシステム形成の観点から日本に

Fintech研究所活動レポート(2023年10月編)

この連載では、Fintech研究所メンバーの活動の中からメディアに掲載されたもの、動画や音声配信されたもの、その他みなさんにぜひ共有したい活動について、まとめて掲載します。ぜひ1カ月を振り返るタイミングで、あわせてご覧ください!! 内閣官房「デジタル行財政改革会議」への参画 内閣府「規制改革推進会議」への継続参画 日経FinTech日経クロステック「瀧俊雄のFinTech最前線」日経クロステック寄稿News PicksPodcast『World Fintech News

『生きる力』を育てる金融教育

「Fintech研究所 瀧の対談シリーズ」第14回目をお届けします。 現代社会を生き抜くために不可欠な「お金の知識」。価値観が多様化し、さまざまな金融サービスなども登場するなか、学校や家庭ではいかにして子どもたちの「お金の知識」を育んでいくべきなのか。そうした課題感のもと、マネーフォワードではこれまでも、様々な金融教育に関する活動を行ってきました。 今回は、2022年8月に開催した「親子で金融教育を考えよう!夏休みマネーアカデミー」にて、保護者・教育関係者向けセッションにご

Fintech研究所活動レポート(2023年8月編)

この連載では、Fintech研究所メンバーの活動の中からメディアに掲載されたもの、動画や音声配信されたもの、その他みなさんにぜひ共有したい活動について、まとめて掲載します。ぜひ1カ月を振り返るタイミングで、あわせてご覧ください!! 日経クロステック「瀧俊雄のFinTech最前線」日本経済新聞瀧が代表理事を務める一般社団法人電子決済等代行事業者協会が「参照系APIの技術的改善に関する提言」を公表したことに関する記事。 提言についてはこちらをご参照ください。 Podcast

Fintech研究所活動レポート(2023年7月編)

この連載では、Fintech研究所メンバーの活動の中からメディアに掲載されたもの、動画や音声配信されたもの、その他みなさんにぜひ共有したい活動について、まとめて掲載します。ぜひ1カ月を振り返るタイミングで、あわせてご覧ください!! 日経クロステック「瀧俊雄のFinTech最前線」日経産業新聞Digital Shift TimesPodcast『World Fintech News』

Fintech研究所活動レポート(2023年6月編)

この連載では、Fintech研究所メンバーの活動の中からメディアに掲載されたもの、動画や音声配信されたもの、その他みなさんにぜひ共有したい活動について、まとめて掲載します。ぜひ1カ月を振り返るタイミングで、あわせてご覧ください!! 日経クロステック「瀧俊雄のFinTech最前線」東証マネ部「スタートアップフレンドリースコアリング検討会報告書」CBDC(中央銀行デジタル通貨)に関するメディア向け勉強会(6/22)プロトタイプ政策研究所による勉強会「CBDCを考える意義と課題~

「インパクト投資」のいま(後編)

「マネーフォワード Fintech研究所 瀧の対談シリーズ」の第13回をお届けします。前編・中編では、田淵さんがインパクト投資に興味を持ち、ゼブラ アンド カンパニーを立ち上げるまでの経緯と、昨今のサステナビリティブームに関する意見を伺ってきました。後編では、日本におけるインパクト投資の課題や期待感をお聞きします。 日本におけるインパクト投資瀧:インパクト投資に限らずだと思うのですが、「日本には多様な投資家が少ない」という意見もあります。一番極端な例ですが、アメリカでは大学

Fintech研究所活動レポート(2023/4‐5)

今回から新しく「Fintech研究所活動レポート」の連載を開始します。 この連載では、Fintech研究所メンバーの活動の中からメディアに掲載されたもの、動画や音声配信されたもの、その他みなさんにぜひ共有したい活動について、まとめて掲載します。ぜひ1カ月を振り返るタイミングで、あわせてご覧ください!! 日経クロステック「瀧俊雄のFinTech最前線」 AI時代の取り付け騒ぎは防げるものなのか(4/7) https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/c

日本のキャッシュレス決済の現状と今後の展望

先日、経済産業省からキャッシュレスの将来像に関するレポートと、キャッシュレス決済比率の数字が公開されました。 2022年のキャッシュレス決済比率を算出しました(2023/4/6 経済産業省) 「キャッシュレスの将来像に関する検討会」のとりまとめを行いました(2023/3/20 経済産業省) すっかり間が空いてしまいましたが、私の前回の記事で触れた政府のFintech政策のKPIの1つ、「キャッシュレス決済比率」についてのフォローアップを兼ねて、これらを見ていこうと思います。