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マネーフォワードが考える未来

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ミッション実現のために、どんな世界をつくり、未来に向かって何をするのか。私たちの取り組みや経営陣の想いなどをお伝えします。
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#スタートアップ

スタートアップに思うこと

マネーフォワード取締役執行役員、マネーフォワードビジネスカンパニー COOの竹田です。 今回のnoteのテーマは「スタートアップについて」です。 ここ数年、ICCサミット(「Industry Co­-Creation(ICC)サミット KYOTO 2024」)に毎回参加させていただいていますが、そのICCの熱量に触れて、ふと振り返ってみたことを徒然と書いてみました。 はじめに:ICCの熱量いつもICCサミットに参加すると、心の奥深くに響くものがあります。 今年も9月2

プロダクトのターゲット拡大でぶつかった3つの壁と、乗り越えた方法|マネーフォワード クラウドの進化を語ろう【Part2 プロダクトづくり】

『マネーフォワード クラウド』の成長を牽引した“これまでの進化”と、さらなる成長に必要な“これからの進化”について、経営メンバーにインタビューする「進化を語ろう」シリーズ。 第二弾は「プロダクトづくり」をテーマに、マネーフォワードビジネスカンパニーCSOの山田と同CPOの廣原に話を聞きました。 今回のスピーカーこれまでの進化――山田さんはマネーフォワード クラウドのプロダクトづくりをふり返って、「これは大きな進化だったな」と思うものはありますか? 山田:2020年頃の戦

20代の皆さんに伝えたい、「最も効率よく成長するための、最初のステップ」。

とある公共機関に数年間出向することが決まった若手メンバーから、「アドバイスください!」と言われて、しばし考えた末に選んだ言葉はこれでした。スタートアップ文化とはかなり異なる環境で修行をさせていただく間には、きっといろんな思いを抱くだろうなぁと想像し、「相手のカルチャーをリスペクトして、学ぶ姿勢を大切にすること」「何があっても出向期間中やり切ること」も伝えました。 立場上からか、優秀で成長意欲の高い20代、30代の方々に「辻さんが、今20代、30代なら、何をしますか?」とよく

2023年今年はどうなる?

みなさま、あけましておめでとうございます。 本年もどうぞよろしくお願いします。 年末に子供と鬼ごっこをしていて肋骨を折りました。人生初の骨折ということで、初体験なことが多く相変わらず周りの人たちに助けられて生きています。いつもありがとうございます。(ちなみに、仕事をするには全く支障はありません!) 「カルシウムを取る、牛乳を飲むといいよ」というアドバイスをよくもらうのですが、摂取してからそんな短時間に骨になっていくもんなんでしょうか(笑)。とりあえず毎日飲みたいと思います

スタートアップ企業を増やすための、ペイフォワード精神

サッカーワールドカップ、すごく盛り上がっていますね!日本代表は残念ながら目標のベスト8には届かなかったものの、ドイツ、スぺイン、クロアチアという強豪国に貪欲に挑戦する勇姿から、僕も前に進むパワーをもらいました。 スポーツと経営とでは持ち場は違いますが、僕も事業を通じて、誰かに希望や勇気を与えられる存在でありたい、そしてグローバルで通用する事業を作っていきたいと決意を新たにしました。 誰かの力になれる自分。社会の力になれる自分。 そんな自分になるベストルートは、マネーフォ

未来の制度を伝えに行く。~マネーフォワードのパブリック・アフェアーズ~

こんにちは、マネーフォワード Fintech研究所長の瀧です。 マネーフォワードは9月29日(火)に、ベンチャー企業を対象として「イノベーションで社会を変える、新しい産業を生み出す政策づくり」というイベントを開催します。このイベントの趣旨は「ベンチャー企業におけるパブリック・アフェアーズへの理解を深めること」なのですが、開催に先立って、当社におけるこの活動の考え方をご紹介させてください。 マネーフォワードが社会に向けて発信する機会マネーフォワードは創業以来、お金の課題を解

HIRAC FUNDを立ち上げました

ご無沙汰しております。ほぼ年1で更新しています。 スマートキャンプ及び マネーフォワードベンチャーパートナーズ代表パートナーの古橋 です(長い)。 今回、マネーフォワードグループとしての新たな取り組みとしてベンチャーキャピタル事業を始めることになりました。その名も HIRAC FUND(ヒラク ファンド) です。 起業家と共に新たな扉を「ひらく」、という意味を込めています。 まずは弊社リリース、公開したサイトをご覧頂ければと思います。 ・「HIRAC FUND」設

上場3年目を迎えて

創業期の矛盾との闘いが今の経営基盤を生み出した「経営は矛盾の超克だ。経営者は、常に矛盾と向き合い、その矛盾を超え、こたえのない解を探し続けなければいけない」 尊敬するある経営者の方から、このようなことを言われました。 振り返れば7年間、どのフェーズにおいても「矛盾」は山のようにあり、その矛盾を超えて、いくつもの判断を下し、実行していかなければなりませんでした。 顧客視点でのサービス作りとマネタイズ、スピードと品質、限界あるリソースと数あるやるべきこと、コスト削減と新しい