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マネーフォワードが考える未来

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ミッション実現のために、どんな世界をつくり、未来に向かって何をするのか。私たちの取り組みや経営陣の想いなどをお伝えします。
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記事一覧

個人向け事業における三井住友カードさまとの共創について

『マネーフォワード ME』x 『Olive』で、感動するような金融体験を 本日、『マネーフォワード ME』等の個人向け事業(以下、マネーフォワード Home事業)において、『Olive』を手掛ける三井住友カード株式会社さま(以下「SMCCさま」)との新たな合弁会社設立に向けた、基本合意契約の締結を発表させていただきました。 本日公開したプレスリリースはこちらです。 本noteでは、この発表の背景や込めた想い、これからどんなことを実現していきたいかをお伝えしたいと思います。

経済同友会って「どうゆう会?」

こんにちは!マネーフォワードの辻です。 いきなり思わせぶりなタイトルですみません。早々にタネ明かしをしますと、僕は今年4月に、経済同友会の副代表幹事を拝命し、身に余る役職をお引き受けすることとなりました。 みなさん経済団体って、どんなイメージをお持ちでしょうか? おそらく、「重い・堅い・何やってるか分からない」と、だいぶ距離を置いて眺めている方が世の中の大半ではないかと思います。僕もつい最近までそうでした。 自分には縁遠いものだと思っていたのですが、遡ること5年前、当

【後編】マネーフォワードにおけるSaaS×Fintechの歩みと描く未来

マネーフォワードのSaaS×Fintechの歩みと、これから目指す未来を紹介するnoteの後編です! 前編では、マネーフォワード創業からのSaaS事業とFintech事業のそれぞれのサービスの発展について触れました。後編では、SaaS×Fintechサービスの誕生、そして未来についてお届けします。 前編をまだ読んでいない方は、ぜひ前編からご覧ください! ③SaaS×Fintechの始まり:データを価値に変えてユーザーに届けるー 2021年頃になると、いよいよSaaS×F

【前編】マネーフォワードにおけるSaaS×Fintechの歩みと描く未来

こんにちは。マネーフォワード広報の田淵です。 マネーフォワードで初めてのバックオフィス向けSaaS、『マネーフォワード クラウド会計』が誕生してから10年が経ち、マネーフォワードビジネスカンパニーが展開するSaaSプロダクトの数は20以上になりました。 さらに、近年はSaaSとFintechを掛け合わせた「SaaS×Fintech」領域でのサービス展開を進めています。 「SaaS×Fintech」は、SaaSサービスにFintech機能を埋め込むことによって、SaaS上

「金利のある世界」を前に、僕たちが備えるべきこと

日銀がついに「マイナス金利」を解除し、17年ぶりに政策金利を値上げへ。今年の春は「桜はまだか」「金利はどうなる」のどちらかの話題で持ちきり(?)でしたね。 僕自身も、社会人になってずっと「金利のない世界」で生きてきたので、これから始まる「金利のある世界」は未知のワンダーランドです。 皆さんの中にも、「これから一体、何が起きるの?」とドキドキしている方もいらっしゃるのではないでしょうか。 日経新聞さんでも、下記のように興味深い特集が組まれていて大変勉強になりました。 そ

マネーフォワードの原点に立ち返る〜アクセシビリティステートメントに込めた想い〜

マネーフォワードは本日、「アクセシビリティステートメント」を公開しました。 ※ステートメントの全文は、こちらをご覧ください。 今年4月から、改正障害者差別解消法が施行されます。この法改正では、障害のある人もない人も共に暮らせる社会を目指し、民間事業者にも合理的配慮の提供が義務付けられます。 マネーフォワードは、Visionとして掲げる『すべての人の、「お金のプラットフォーム」になる。』ことを目指してサービスの開発に取り組んできました。なぜ、このタイミングでアクセシビリティ

なぜマネーフォワードが、富裕層に向けたビジネスを始めるの?<後編>

前編では、マネーフォワードとして「家計管理から資産管理・形成」に繋がる現在の取り組み、そして、なぜ新NISA対応の投資一任サービス『SUSTEN for マネーフォワード』を提供開始したのか、その背景を書かせていただきました。 後編では「マネーフォワードとPrivateBANK、合弁会社となるマネーフォワードプライベートバンク株式会社を設立〜富裕層の資産管理・形成を支えるファミリーオフィス事業を展開〜」についてお話ししたいと思います。 詳細はこちらのプレスリリースをご覧い

なぜマネーフォワードが、富裕層に向けたビジネスを始めるの?<前編>

今回、個人向けの事業において、二つの新しい取り組みを発表させていただきました。 (1) 『マネーフォワード ME』、新NISA対応の投資一任サービス『SUSTEN for マネーフォワード』を提供開始 (2) 〜富裕層の資産管理・形成を支えるファミリーオフィス事業を展開〜PrivateBANK社と共に、ジョイントベンチャーを設立。富裕層に向けたマルチファミリーオフィスを展開 このうち(2)に関しては、「なぜマネーフォワードが、富裕層に向けたビジネスを始めるの?」というお

グローバル化を進める会社での、英語ができない役員の葛藤とその転換点

マネーフォワード取締役 グループ執行役員 ビジネスカンパニー COOの竹田です。 当社は、2024年度末にエンジニア組織の英語化を完了させる計画であることを、取締役CTOの中出がエンジニアブログで宣言しています。 今回は、マネーフォワードが英語化、グローバル化を進める中での、私個人の赤裸々な思いの変化について書いてきたいと思います。 はじめにはじめにお伝えしますが、私は英語がとても苦手です。むしろ、英語ができないことにコンプレックスを持っていました。 これまでのキャリ

ミッション、ビジョンだけじゃない。会社経営には「スローガン」が必要だ

2024年が始まった!と思ったら、あっという間に、2月も中頃。 時が経つのは本当に早いですねー。 実は2023年の大晦日、スキーで大クラッシュをしてしまい、大打撲を負ったのですが、時間の経過と共にその怪我もすっかり良くなりました。(ちなみ2022年末には子供と鬼ごっこをして転倒し、肋骨を折ってしまいました。汗) ということで、厄落としも無事?終わり、2024年も素敵な年になりそうですw(仕事には支障ありませんので、ご安心ください。今年はより健康管理には気をつけていきたいと

Think Sync - つながりとコラボレーション

こんにちは。Money Forward Vietnam (以下、MFV) CEOの永井です。 2023年の大みそかは例年と同じく真夏のホーチミンで過ごし、そして今回はとても久しぶりに紅白歌合戦を観ました。青春時代に流行ったポケビ&ブラビや椎名林檎さんなども登場し、嬉しくなって私もテレビの前で大熱唱。とても楽しい紅白観戦でした。 ところでなぜ今回突然「紅白を観よう!」と思ったかというと、それはどこかで見た今回のテーマ「ボーダレス-超えてつながる大みそか」にシンパシーを感じたか

1000億円企業になるために増やすべきもの

2024年になって初めてのnoteです。(1月ももう終わりですが……)今年もどうぞよろしくお願いします! まず、令和6年能登半島地震で被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。厳しい寒さの中、現地で支援活動を行なっている方々の姿には頭が下がります。 僕が理事を務める一般社団法人災害時緊急支援プラットフォーム(PEAD)でも、支援活動を開始し、微力ながら個人としても支援をさせていただきました。追加支援継続に向けたクラウドファンディングも実施していますので、よろしければぜひ

続・CDOってどんな仕事?

2020年にマネーフォワードのCDO(Chief Design Officer)に就いてから、3年が経ちました。3年経てばなんちゃらというもので、少しずつCDOという仕事のあり方も見えてきたように思います。以前、『CDOってどんな仕事?』という記事を書いたことがあります。その時にCDOの役割として4つのことを書きました。 経営にデザインを取り入れる デザイン組織の強化 プロダクトデザイン品質の向上 ブランドの全体最適 この4つは今も変わりません。2から4はいろんなと

マネーフォワードらしさを研ぎ澄ませる、Corporate Identityの部署を立ち上げます

12月1日に「Corporate Identity推進室」という部署を立ち上げました! この3年間は人事として社内にMVVCを浸透させていくことに注力していましたが、今後はあらためて「強いブランドをつくる」ことに向き合い、マネーフォワードらしさをより研ぎ澄ませていきたいと思っています。 これまでのMVVC浸透のあゆみ2016年にMVVC(Mission / Vision / Values / Culture)を策定してから7年。 全社でこの浸透に取り組み、あらゆる施策を行っ