マガジンのカバー画像

マネーフォワードが考える未来

75
ミッション実現のために、どんな世界をつくり、未来に向かって何をするのか。私たちの取り組みや経営陣の想いなどをお伝えします。
運営しているクリエイター

2020年5月の記事一覧

ポストコロナの働き方フォワード

緊急事態宣言が解除された翌日、久しぶりにオフィスに出社してみました。(と言っても、当社のオフィスには押印などどうしても出社しないといけないメンバー数人しかいなかったのですが) オフィスのある田町駅に近づくにつれ、増える人。先週まで閑散としていたのが幻だったのかと思うぐらい、街は通勤する人であふれ返っていました。横断歩道で立ち止まれば、たちまち人に囲まれてしまう。ほとんどの人がマスクを着けているものの、ソーシャルディスタンスなんて保てたもんじゃありません。 あれ、コロナ前に

銀行の体験を良くしていきたい

マネーフォワード Xでは全ての人のお金の課題を解決することを目指しており、地方創生・地方活性化に向けて「デジタル通帳」という地方銀行様と共につくっているアプリがあります。 「デジタル通帳」は今はまだ通帳の明細を見るくらいしかできていませんが、顧客はもっと便利なプロダクトを求めていますし、地方銀行様もそれに応えたプロダクトを提供したいと考えています。 マネーフォワード Xでは「共創」を大事にしており、本気で提供価値を見直し顧客体験を良くしたいと考える地方銀行様と共に顧客の声

共感から生まれる、ミッション・ビジョン・バリュー・カルチャーの浸透スパイラル。

先日、社内のSlackでこんな発言を見かけました。 どうやって社内の取り組みに社員を巻き込んでいるのか。 なぜ、みんなが協力してくれるのか。 他社の人から聞かれたときに、うまく答えられない! この答えは「MVVC(ミッション・ビジョン・バリュー・カルチャー)が浸透しているから」だと思っていますが、「なぜMVVCが浸透したのか」という部分をちゃんと言語化できてないのかもしれない...? MVVCを策定してから4年が経ち、ありがたいことに「マネーフォワードの強みはMVVCの

マネーフォワードは、ペーパーレス・はんこレスの社会を目指し提言します

「Fintech企業の辻さんにはんこをお願いしてしまってすみません」 とある銀行の担当者の方が、申し訳なさそうに僕に言った言葉です。 それを聞いて、こちらこそとても申し訳ない気持ちになりました。銀行関係の書類に、僕が押印を依頼されるのは当然のこと。誰も悪くないのに、気をつかわせてしまい、こちらも何となく悪いなと思ってしまう。 小さい頃から気がつけばはんこは身近にありました。夏休みのラジオ体操で、はんこがたまっていくのはうれしかったし、近所の駄菓子屋さんのスタンプも集めて